患者として一番恐ろしく、一番納得のいかないのが医療ミスによる失敗です。下アゴのインプラント手術は、神経を避けてインプラントを埋め込まなくてはなりませんから高度な技術が要求されます。未熟な医師による施術では、神経を傷つけてしまう可能性が高くなってしまいます。万が一、神経を傷つけてしまった場合の症状として、唇のしびれ、一時的または永久的な麻痺、あるいは知覚異常などが現れてきます。
一時的な麻痺の場合でも、神経組織の再生力は非常に乏しいですから、半年から1年の治癒期間が必要で、長い場合には2~3年の治癒期間を必要とします。インプラントで失敗しないためのクリニック選びのポイントの一つに子どもを嫌がらない歯科クリニックとなります。歯科医師にとって子どもの治療は、手間もかかり気も遣うものです。泣き叫ぶ子どもを相手に治療しなければなりませんし、院内を走り回ったり、大声を出したらりして他の患者の迷惑になる場合も多くなります。
ですから、子どもの治療を敬遠する気持ちも分からなくもありませんが、医療従事者として患者の不具合を治療するのは、使命です。子どもを敬遠するなど、もっての他だという事です。つまりは、そのクリニックの、あるいは院長の人となりが見えてくるのです。治療部位や歯ぐきの状態などいろいろな条件に左右されますから一概には言うことはできませんが、骨の退縮および感染のリスクなどを総合的に判断しますと、抜歯してから2ヶ月後にインプラント植立を行うのが最適なことが多くなっています。
失敗しないためのクリニック選びのポイントは、相応の設備が整った診療室があり、清潔な環境を維持していること、またインプラント治療だけでなく歯周治療など、口内の疾患についてしっかり治療をしてくれることが挙げられます。いくつかの歯科クリニックで、相談することにより、一番自分に合った信頼のおける歯科クリニックが見つかるはずです。