インフォームドコンセントとは、患者にその治療のメリットとデメリットを説明して、患者の主体的な意志で治療法を選択することができるような方法を指しています。何の説明もなくいきなり治療というのでは、患者の不安は高まるばかりでしょう。歯科医師が医学的判断で良かれと思ってしたことでも、患者には不満ばかりが残ってしまうかもしれません。もしくは、失敗という結果につながりかねません。
特に歯科の場合、命に別状があるケースはほとんどありませんから、患者に正直に症状を伝えても問題はあまりないはずです。と言うより、説明がなければ自分の口の中をどうされているのか分からないという不安が増幅するるだけでしょう。インプラント治療の失敗とは、アゴに埋めた人工歯根の部分が定着しない場合や、揺れて外さなければならないケースです。これは、歯科インプラント治療に限ったことではありません。
その場合の費用は歯科クリニックによっていろいろで、治療後5年以内でしたら無料で再施術するところや、10年以内なら半額で修正するところ、あるいは保障が一切ないところなど実にまちまちです。そのため、治療を始める前には最低限保障内容については、しっかりと確認しておいたほうが良いでしょう。また、インプラント治療で不可避な偶発症の一つに神経の損傷というものがあります。軽度のものでしたら数ヶ月で回復することもあるのですすが、重症になりますと一生麻痺が残ることもあります。
きちんと検査を行っている歯科クリニックではこのようなことはほとんどありませんが、インプラント治療にもリスクがあるということを認識しておくべきでしょう。技術的な失敗もあります。元々の植立方向や位置に問題があって、インプラントは骨と結合しているにもかかわらず位置が悪いために使用できない場合、初期の診断に問題があります。被せ物で方向を修正して見た目を改善するか、それでも改善できない場合はインプラントを取り外して再度植立することになります。