インプラント治療における失敗の多くは、技術の未熟な医師によって引き起こされていると学会でも報告されているようです。未熟な歯科医師のインプラント治療を受けないようにすることは、自分でもできることです。逆の視点から見ますと、インプラントの失敗の多くは、患者自身の医師選びの甘さが引き起こしているとも言えるわけです。同じ医者でも、医者ほど技術の差がある職業はないと言われています。
そのことに留意して、是非、慎重な医師選びをしましょう。インプラントが機能するまでの失敗として次のようなものがあります。インプラントを植立してから2~3週間後に抜けることがあります。これは、初期における細菌による感染が考えられます。ほとんどの場合は、ヘビースモーカーや何らかの生活習慣病がある方に生じやすく、またインプラント周囲の骨が異常に柔らかい場合、異常に硬過ぎる場合にも発生します。
症状は、インプラントに触れますと揺れを感じ膿が出たり、ある日突然何事もなかったように抜け落ちてしまいます。インプラントは、あくまで現時点では失った歯に代わる第一選択肢となっているのですが、所詮人工物なのです。ただ、インプラントの失敗というのはインプラントが抜けてそのまままた放置された場合を指しています。その後、何らかの方法で噛めるようにすれば、失敗ではないと言う歯科医師もいるようです。
もちろん歯科医師も、失敗が起こらないように十分注意を払っていますが、不幸にもインプラントが何らかの原因により抜けた場合は、ほとんどの歯科クリニックはフォローアップをしてくれます。インプラント失敗の一番大きな原因は、歯科医師選びの失敗といわれています。それだけ、歯科医師選びは重要だということでしょう。インプラントは、非常に高度な技術と知識を要求される手術であり、歯科医師なら誰でもできるというものではありません。しかしながら、高額な治療だけにインプラント治療を扱いたいという歯科クリニックは山ほどあります。